tvN韓国ドラマ『ジャガイモ研究所』 フォトエッセイ写真集(韓国版)発刊決定のご案内|The Potato Lab|Kang Tae-Oh

株式会社コンテンツリー(CONTENTREE CO., LTD.)では、CJ ENM社との契約に基づき、『酒飲みな都会の女たち』シリーズのアン・ソヒ役で日本でもお馴染みの女優イ・ソンビンさんと『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でのカン・テオ役で世界中にファンを獲得した俳優カン・テオさんがタッグを組んだ作品として注目の韓国ドラマ『ジャガイモ研究所』フォトエッセイ写真集(韓国版)の発刊が決定いたしました!


◆ドラマ情報◆

◎タイトル
『ジャガイモ研究所』

◎ジャンル
ロマンティックコメディ、オフィス、ヒーリング

◎放送期間
放送予定 2025年3月1日 – 2025年4月6日(予定)

◎放送回数
12部作

◎企画
CJ ENM

◎制作会社
CJ ENM スタジオ、チョロクペムメディア

◎演出
カン・イルス、シム・ジェヒョン

◎脚本
キム・ホス

◎出演
イ・ソンビン、カン・テオ、イ・ハクチュ、キム・ガウン 他出演


◎日本での配信放送
2025.03.01現在 Netflixで配信中



◆ドラマ制作の企画意図◆
「ちょっとネジが外れた大人たちの、ちっとも初々しくないロマンス」

私は江原道某所に居住する30代半ばの女性、キム某さん!
初恋、初キス、初夜なんてものは十数年前にとっくに済ませ、恋愛の幻想からは遠く離れた大人です。

この年齢になるとよくあることですが、テレビを見てると鼻で笑っちゃうんです。私たちが恋に落ちるとき、桜とか舞い散るわけでも、初雪が降るわけでもないじゃないですか。

手がちょっと触れただけで顔が赤くなる?
他の部位が触れたならいざ知らず!
でもですね。どうやら私のこの白け切った態度が、エロスの気に障ったようです。

嫌いな人のことを、好きになってしまいました。
すごいロマンチックだなんてとんでもない。
大関嶺(テグァンリョン)の地獄のような炎天下で汗だくになり、田んぼを掘ってメロメロ、会食で顔真っ赤になりフラフラ、突風の中でビニールハウスの修理でドキドキ。
こんな仕打ちってあります?
とにかく最近の私の心境はこんな感じです。

くっそ、道で転んで鼻でも折れ!と言いつつも、本当にその人間が転んだら、誰よりも先に駆け寄って助け起こしそうなんです。

あーあ、わかってますよ、自分が変だってこと!
でも、私を非難する前に、ちょっと正直になりましょうよ。みなさんの歴史にも、こんな経験一度はあるんじゃないですか?

ディテールはちょっと違うけど、私を夢中にさせドキドキさせる、超生ものなラブストーリー。
近いうちに、とても大きな火事に遭いそうな予感がします。
どうにも燃えているのは、私の人生でしょうけど・・・!


「結局私たちは、みんなジャガイモだ」

私の名前は語るほどのことはなく、ただのSです。
分析と評価に定評があり、かなり合理的な人間です。
おかげで人間味がないとよく言われます、
自分としては心外です。

大人になるということは、数字になるということです。
この単純な公式がなぜ理解されないのか、全く理解できません。

ところがですね。
最近、私の合理的なメカニズムにエラーが発生し始めました。

原因は、ジャガイモ研究所です。
ジャガイモを知らないとバカ扱い、田舎暮らしを知らないと田舎者扱いです。
もっとおかしいのは、私を馬鹿にする連中が、ジャガイモを前にすると目を輝かせて真面目になるんです。
一言で言えば、私はジャガイモより劣る存在ってわけです。
(決して悔しくなんかありません)

ジャガイモなんて、どこからみようが見栄えが悪いです。
きれいでもなく、高価でもなく、どこにでもあるジャガイモの、一体なにがそんなにすごいのか?
気になり始めました。そうしたら気づいたんです。

ジャガイモから、人が見えます。
輝かなくても、注目されなくても、いつも自分の場所で
黙々と役割を果たしながら生きている。
そして、見栄えのしない平凡な存在が、世の中をぎっしり埋めていたことを、遅ればせながら認めます。悔しいですが、認めます。

私はジャガイモより背が高いだけの、何も変わらない人間でした。
みんなそうです。大きいか小さいかの違いがあるだけで、結局はみんなジャガイモです。

「俺がジャガイモだと?」とキレる前に、ちょっと待って!落ち着いて考えてみましょう。
これは(おそらく)世界初のジャガイモドラマである以前に、いずれにせよ私たちの物語という意味ですから。
時にほっこり、時にボソボソした。