JTBC韓国ドラマ『オク氏夫人伝』シナリオ集(韓国版)&フォトエッセイ写真集(韓国版)発刊決定のご案内 |The Tale of Lady Ok|Lim Ji Yeon|Choo Young-Woo


◆ドラマ情報◆

◎タイトル
JTBC 土日ドラマ
オク氏夫人伝 (2024‐2025)
玉氏夫人傳 | The Tale of Lady Ok

◎ジャンル
仮想歴史劇、ヒューマン、法廷、ミステリー、犯罪、ロマンス、スリラー

◎放送回数
16部作 + スペシャル1部作

◎制作会社
SLL、コポスコリア

◎演出:チン・ヒョク プロデューサー
脚本:パク・ジスク 作家

◎出演
イム・ジヨン、チュ・ヨンウ、キム・ジェウォン、ヨヌ ほか


ドラマ制作の企画意図
身分制度が厳しかった時代、名も身分も夫も全てが偽りだった一人の女性の真実の物語。

虫けらのように扱われ生きてきた卑しい奴婢の娘は、いかにして両班の正室夫人となったのか。万人の羨望と尊敬を集め、名誉と愛を全て手に入れた彼女は、やがて真実の前に引きずり出される。「真偽争主談(眞假爭主談)」、それは真実と偽りが織りなす女の物語。

生きるために逃亡した奴婢と、愛を貫くロマンチスト。

王座を巡る男たちの政争劇でも、女たちの陰謀渦巻く宮廷劇でもない。悪徳官吏を懲らしめる庶民の英雄譚でも、歴史に名を残す偉人伝でもない。

身分秩序が厳格だった朝鮮時代。人権も地位も持たなかった奴婢の女の、熾烈な生き残りへの闘い。そして、彼女を守るため全てを捨てた男の、究極の愛の記録。

「あなたたちの中で、罪のない者がまず石を投げなさい。」

オク・テヨンの人生を奪い、人々を欺いたク・ドクは、悪女だったのか。偽りの身分で生きたとしても、真実の人生を全うしたならば。より価値ある生を築いたならば、彼女は赦されるのだろうか。善悪では割り切れない、複雑に絡み合った人間模様を描く物語。

実際の物語 – 帰ってきた偽の夫

1542年フランスで実際に起きた夫入れ替わり詐欺事件と、1607年朝鮮王朝・宣祖時代に起きた偽夫事件に着想を得たドラマである。

判事ジャン・ド・コラが記録した「マルタン・ゲールの帰還」と、朝鮮王朝時代の文官イ・ハンボクが事実に基づいて著した小説「ユ・ヨン伝」を再解釈する。